
2023年12月31日
12月31日の記事

少しずつ植物も増え、木々も成長してきた今日の庭です。

一昨年頃の庭。
70~80cm掘ると地下水が流れているという土地です。
大雨が降ると地下水の水位も上がります。
以前は水位が下がるまで長らく時間がかかりまりたが、今はずいぶん早く下がるようになりました。
呼吸が回復してきてるなぁと嬉しくなります。
木のおかげで水と空気が循環し、たくさんの命が恩恵に与っています。
それらの木々は土とそこに棲む多くの微生物などと協力し合い命をつないでいます。
なので共生している微生物が何らかのことでいなくなったりすると巨木が枯れてしまうということも起こり得ます。
人類は木によって生かされています。
木だけではなく多種多様な生態系とそれら命を育む自然によって生かされています。
地球を命あるものとして見ることができなければ私たち人類が健やかに生きていくことは難しいでしょう。
緑豊かな都市や町をつくるということは、ダメージを与えてしまった自然を回復させ、壊してしまった生態系を復活させること。
それは私たち人類が子々孫々、心身ともに健やかに生き生かされることができるように環境を整えるということ。
地球が健康であれるような社会をつくっていくのは人間の責務。
人間が健康で幸せな人生を送りたいのであれば、地球が健康でなければそれは実現できない。
地球に守られ、自然によって生かされているのが人類。
微生物により木々が生かされ、木々により微生物が生かされているように、
人間により多種多様な生態系が維持され地球が健康であり、それら自然により人間が生かされているという健全な関係を結ぶことができる社会をつくっていきましょう。それは何も高度難解なことではなく、庭先からすぐにできること。
庭先から大地の呼吸を回復し、生命力ある水と空気が循環できるようにすること。
その小さな一歩は、人が自然により生かされ、地球が健康であれる社会をつくる力強い一歩。
新年を迎える今日、その力強い一歩を踏み出し歩み続ける決意をもって皆様方への感謝と喜びの言葉にかえさせていただきます。
皆様方におかれましては、元気で明るく喜びに満ちたよいお年をお迎えくださいますよう心よりお祈り申し上げます。
Posted by 艸木 at 11:13│Comments(0)