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2023年11月19日

11月19日の記事

11月19日の記事

建設工事をする際、土を固めて基礎工事をします。
そうすると、雨水は深いところへ地下浸透ができなくなり、表面を流れたり浅いところで滞るようになります。
水が大地に浸透しないということは地中の通気もほとんどなくなってしまっているということで、
この状態は「大地が呼吸ができなくなっている」という表現になります。
人間は脳で思考し、肺が呼吸を助け・・・、ということになっています。
樹木を解剖しても脳も肺もでてきませんが、彼らは意志を持ち、思考し、呼吸をしていることが科学的に明らかにされています。
思考や呼吸などの目に見える形態が人間とは異なるだけなのです。
そのことを地球、自然界にあてはめてみるといいかもしれません。
彼らの、意志、呼吸とはどういう形態なのだろうかと。


11月19日の記事

建設工事などによって水の地下浸透や通気口をふさがれ、呼吸ができなくなってしまった大地でも再び息ができるようにすることが、呼吸を回復させることができます。
呼吸を回復させることは、自然を安定させることにもつながり、土砂崩れや河川の氾濫などを軽減あるいは防いだりということへもつながります。
大地が呼吸を取り戻すと微生物や虫などの小さな生きものたちも増えて活発となります。
また、人間の腸内にいる菌は土壌にいる菌は共通しているものが多いようです。
単純な表現となりますが、善玉菌が多ければ健康で元気の要素へと傾き、悪玉菌が増えれば不健康で元気がなくなっていきやすいというようなもので、大地も同様で呼吸ができるようになると善玉菌が増え、呼吸がふさがれると悪玉菌が増えということになり、人間の健康にも影響が出てくるということも研究で明らかになっているようです。
地球の健康と人間の健康はつながっていて、別物ではないということです。
大地が呼吸を取り戻すことは、傷ついた自然が、地球が回復し健康を取り戻していく一歩となります。
傷ついた自然、、傷ついた大地はどこにあるのか。
それは私たちが建設工事などによって暮らしている場所、まさに足元なのです。
だから庭から傷ついた自然を回復させていきましょう!ということになるのです!
庭の土が元気になれば、小さな生きものたちも活発となり、木々も元気になり、人間も元気になる。
それが広がれば、自然は豊かなものとなり、地球も元気になっていく。
そんな夢のような世界にしたいと思っているのです。



11月19日の記事

我が家の庭も小さな生きものたちがたくさん棲みついてくれるようになりました。
落葉や剪定した枝葉はそのまま土を覆うように被せておけば、糸状菌なども出てきてくれますし、小さな虫たちもたくさんいるようになります。
庭から、みんなが明るく元気でいきいきと生きていけるような世界に!








Posted by 艸木 at 10:23│Comments(0)
 
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